2021/11/29 12:49
Feel the Garden
[ Moss Bio Dome ]
瓶の中で育てる苔テラリウムに特別な育て方は必要ありません。
あなたはこの小さな森を適切な場所に置き、タイミングを見て
水を与えるだけ。メンテナンスを行えば長い期間
この容器の中で育てることが出来ます。
How to bring up moss!
置き場所
テラリウムは直射日光の当たらない、明るい室内に置いて下さい。
高温の室内に長期間置いてしまうと植物が弱ってしまいます。
気温の高い時期に旅行に出られる際は、水を張ったボールにつけておく等、
長期の場合は冷蔵庫にいれておく等、暑さ対策をして頂くとダメージが抑えられます。
(冷蔵庫に入れた場合は、取り出すときの温度差に気を付けましょう)
水やり
蓋の開きやすい瓶・・・2~4週間に一度
密閉度の高い瓶・・・3ヵ月~6ヵ月に一度
苔は根がない植物です。葉から水を吸います。
土から蒸発した水分や、葉についた水を吸収しますので
土全体に染み渡るように、または苔全体にかかるように与えて下さい。
水分が多すぎたり、容器内の湿度が上がり過ぎてしまうと、
生育不良の原因となりますので
土が給水しきれていない水はスポイトで抜き取りましょう。
肥料
肥料は必須ではありません。
苔は光合成によって生育に必要なエネルギーを作ります。
肥料の強いエネルギーは、逆に枯れの原因となることもありますので、
基本的には水だけで育てることをお勧めします。
フタ
フタは閉めたまま育てます。
苔は空気中の湿度を好みます。フタを開けると空気中の湿度が下がり乾きが早くなりますので
基本的に水やり時以外、フタは閉めたまま育てます。
ビンの中の水蒸気が過多になってしまった場合は
内側についた水分を拭き取るなどして水分調節をして下さい。
コケが茶色くなった際の対処法と原因
ハサミで茶色くなった部分をカットしてピンセットで取り除いてください。
カビなどが生えていなければ、そのままにしていただいても問題ありません。
コケが茶色くなる原因は主に3つ考えられます。暑さ・乾燥・寿命です。
種類によっても異なりますが、テラリウムによく使われる苔の寿命は約2年から5年程です。
寿命が訪れても、瓶の中で世代交代していくので苔はどんどん増えて行きます。
新芽が出てきたり、成長して風景が変わっていく様子を長く楽しんでいただけます。
急激に瓶の中の苔が茶色くなった場合は、暑さや、乾燥が原因の可能性がありますので、
置き場所や、水やりの頻度を見直す必要があります。
メンテナンス
成長しすぎた苔はハサミで切り取ります。
ヒノキゴケなど縦に成長する苔が大きくなってしまったらハサミで
切り取って下さい。大きく切り取りそのまま土に植えると成長を続
ける場合もあります。 カビが発生してしまった場合にはその部分を
切り取ったあと経過観察して下さい。 メンテナンスに不安のある場合
にはメンテナンス会をご活用下さい。
メンテナンス会では作品をご持参頂きワークショップ形式で植え替え等を行います。
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