2024/12/26 12:26


苔テラリウムを冬に育てる際には、温度や湿度の管理が重要となってきます。

以下のポイントを押さえて、気温が低く、空気が乾燥する冬を乗り越えましょう!


1. 温度管理

苔は寒さに比較的強いものの、凍るほど極端な低温や、暖房のオンオフによる温度差には注意しましょう。


2. 光の管理

冬は日照時間が短くなるため、光不足に注意します。
日光:間接光が当たる明るい場所に置くのが理想です。直射日光は避けてください。
補光:日照時間が不足する場合、LEDライトを使うことで補光が可能です。


3. 水やりのポイント

冬は苔の成長が緩やかになるため、水やりの頻度を調整します。
また、冬は空気が乾燥しているので、容器や設置するお部屋の状況によっては苔が乾燥しやすい場合もあるので、よく観察して調整してください。
苔の表面が乾いてきたら苔全体に霧吹きで湿らせるように、または水差しなどで土全体を湿らせます。


4. 湿度の管理

苔は湿度が高い環境を好みますが、過剰な湿気はカビの原因になるため適度な湿度を保ちます。
エアコンの風が直接当たる所や暖房の近くなどは、蒸れたり乾燥しやすくなったりするので避けましょう。


5. 清掃と観察

冬の間も定期的に苔の状態を観察し、清掃することが大切です。
枯れた部分を取り除く:枯れた葉や苔を取り除き、病気やカビの発生を防ぎます。
カビのチェック:白カビや病気の兆候が見られる場合、カビ部分を取り除き様子を見ます。園芸用の殺菌剤を使用するとより対策になります。


6. 苔が弱った場合の対応

冬場に苔が元気をなくした場合、次の点を見直してみましょう:
光が足りているか
適切な湿度と水やりを保てているか
温度が低すぎたり高すぎたりしないか

《まとめ》

冬のテラリウム管理では、温度、湿度、光量、水やりの調整が鍵です。
室内環境を定期的に観察し、苔の状態に合わせて柔軟に対応しましょう。
また、無理に成長を促そうとせず、植物が休む期間として見守ることも重要です。
焦らずのんびり苔テラリウムを楽しみましょう!